今回は、パパ育コミュに新しく運営メンバーとして関わってくださることになったヒロアキさんの話を通じて、育児中のパパがどんなことを考え、どう動いているのかを紹介したいと思います。
ヒロアキさんって、どんな人?
岐阜県在住で、名古屋までは電車で20〜30分ほどのところに住むヒロアキさん。普段は公的機関のIT部門で、システムの安定稼働やセキュリティを支える専門職として働いています。また、3歳と1歳のお子さんそれぞれで1年ずつ、合計2年間の育休を取得したとのことです。
育休中に中小企業診断士の科目合格をし、今年の8月の試験に向けてコツコツ勉強を続けているという、なかなかストイックな一面も。「補助金の申請書を書いたり、企業のコンサル的なことができる資格なので、ゆくゆくはそういう仕事もしてみたい」と話してくれました。
そんなヒロアキさんが、もうすぐ復職というタイミングで、パパ育コミュの扉を叩いてくれました。取材をした日の翌日には、すでに職場への挨拶に行っていたそうです。
育児記録は「夜勤の申し送り」みたいなもの
ヒロアキさんが育休中に取り組んでいたことのひとつが、育児アプリの活用です。「ぴよログ」という記録アプリを使いながら、ミルクや睡眠のログをつけていたと教えてくれました。
やってると、なんか看護師の日勤・夜勤の申し送りと一緒やなって思って。
なるほど、確かにそうかもしれません。どっちが何をして、次は何が必要か。それを見える化するだけで、夫婦の育児分担はぐっとスムーズになりますよね。
ネットスーパーを使うだけでも、全然変わってくると思う。DXって言うと大げさだけど、そういうところからでいいんじゃないかって。
難しいことを考えなくていい。まず、使えるものを使ってみる。それが夫婦でやる育児への第一歩、ということかもしれません。
公的機関と民間の「温度差」を肌で感じている
ヒロアキさんが気にしていたことのひとつが、育休に対する公的機関と民間企業の温度差です。
周りを見てると、公的機関系の人はやっぱり育休を取りやすいし、長く取ってる人も多い。でも民間でそういう人はあんまりいない。温度差がすごくあるなって感じてます。
自分が公的機関側にいるからこそ、民間の世界に話をしていく難しさもわかる。だからこそ、まずはコミュニティの中で育児やDX、時間の使い方といったテーマで話せる場を作りたい、とも言っていました。
岐阜市では行政が男性の育児参画支援を積極的に行っているのを見ていて、「そういう熱量のある自治体を探して、アクションしてみたい」という気持ちも持っています。
あなたにとっての「育休後」は、どんな姿ですか?
育休中に資格の勉強をして、復職後もコミュニティで何かしたい。そんなヒロアキさんの姿は、「育休=休み」ではなく、「育休=次のステージへの準備期間」として使っている一つのモデルケースです。
もちろん、誰もがこうしなければいけないわけじゃない。パパ育コミュは「育休を取りましょう」とも「長く取りましょう」とも言っていません。それぞれの家族に、それぞれのかたちがある。
ヒロアキさんのように、自分のペースで、自分のやりたいことを持ちながら育児に関わるパパが増えていったら——そんな未来を、パパ育コミュは一緒に作っていきたいと思っています。
